第12回は、2021年12月11日(土)夜8時~ zoomで開催(※毎月第2土曜日20時からになります)。
今回のテーマは「八重の相対について その④」です。
「八重の相対論」について徹底的に掘り下げて講義します。 「八重の相対論」は、「五重の相対」に「宗創」相対、「池創」相対、「師弟の道・師弟不二の道」相対という3つの「化儀の相対」を加えたものです。 「化儀の相対」の内で「宗創」は、宗門と学会を相対させたもの、「池創」とは、池田先生と学会を相対させたもの、最後の「師弟の道・師弟不二の道」とは師に連なるだけの道と、師と同じ心で歩む道を相対させたものです。 日寛上人の「五重相対」は、末法に弘めるべき「法体」を撰ぶ為のものであり、「日蓮がたましい」(大御本尊)を墨に染め流して顕した漫荼羅(三大秘法)に究竟します。 対して、第六以降の相対は、大聖人の遺した「法体」を誰がどう全世界に弘めるかという「化儀」という問題で、「法体の広宣流布」は大聖人によって成し遂げられ、これ以上の発展はありませんが、「化儀の広宣流布」は、無限に発展・応用がきき、創価学会の三代会長、なかんずく池田先生および、その師弟不二の弟子が推進するものです。 また、戸田先生が「敵は内部だよ」と指摘されておられた通り、天魔というのは、その時の正法を護持する教団の内側、内側へと入って来る原理があります。 日蓮系他門流は、大石寺の日寛教学が現れると廃亡し、大石寺は創価教学が現れると廃亡し、原田学会は、真の創価教学、池田先生と師弟不二の教学が確立されることによって廃亡する運命にあり、四重興廃や五重の相対、八重の相対論を学ぶ意味はここにあります。 八重の相対論については、初代「はたちチャンネル」でも解説していますが、収録時間の関係でエッセンスバージョンになっている為、今回は更に掘り下げたフルバージョンでお話ししたいと思います。
前回は急遽、衆院選の結果の総括をした為に解説ができなかった「八重の相対論」の最後の第八の相対「師弟の道と師弟不二の道の相対」を人間革命第10巻等を通して掘り下げていきます。
また、第八の相対の後、第九、第十の相対があるか等についても、解説します。
更に関連して、凡夫本仏論等について意見を求められているので、これらを含めて解説していきます。
【関連動画】