第31回「開目抄に見る大聖人の業思想――罪業と諸天の加護」

第31回は、2023年7月1日(土)夜8時~ zoomで開催します(※毎月第1土曜日の20時からになります)。
今回のテーマは「開目抄に見る大聖人の業思想――罪業と諸天の加護」です。

言うまでもなく、開目抄は、「法本尊」開顕の観心本尊抄と並び、「人本尊」を開顕した二大重書とされます。
冒頭で、「夫れ一切衆生の尊敬すべき者三あり所謂主師親これなり、又習学すべき物三あり、所謂儒外内これなり」とテーマを掲げ、最後に「日蓮は日本国の諸人にしうし父母なり」と結論を述べ、ご自身が一切衆生の尊敬すべき末法の御本仏であることを宣言されています。
この人本尊開顕に関連して、五重の相対や三類の強敵などさまざまな重要なテーマが論じられ、大聖人が自身を法華経の行者(すなわち末法の御本仏)であると言えるのかどうかを繰り返し、自問自答されていく開目抄後半の最大のテーマには、大聖人独特の「業思想」が展開されています。

前半の復習では、第9回~第11回で学んだ「八重の相対論」を取り上げます。
最近、この「八重の相対論」を邪義だという輩が現れましたので、明確に破折しておきたいと思います。

毎回、充実した内容になっています。
是非とも新しいご友人、お知り合いの方々を伴って、ご参加くださいますよう、お願いいたします。