第32回教学研究会 「『創価学会の歴史と確信』を再度学ぶ─寺信心に陥るな!」

第32回は、2023年8月5日(土)夜8時~ zoomで開催します(※毎月第1土曜日の20時からになります)。
今回の講義テーマは「『創価学会の歴史と確信』を再度学ぶ─寺信心に陥るな!」です。

前回は天野事件があり「八重の相対論」を論じた続きで、第3回教学研究会で取り上げた戸田先生の論文「創価学会の歴史と確信」を再度、学び合いたいと思います。
八重の相対論の核心部分を成す「第六・宗創相対」の原点は、戸田先生の同論文にあるからです。

ただ今回も同じ話の繰り返しでは能がないので、趣向を変え同論文で戸田先生が徹底的に糾弾した「寺信心」法華講信心の限界と、創価学会出現の意味を考えてみたいと思います。

そのうって付けの教材が、初代法華講総講頭・荒木清勇氏の伝記です。
木氏は、戦前の日蓮正宗の信徒として、経済人として成功していたという意味では、戸田先生を上回るものがあります。息子は、農水省の官僚を辞めて、出家し、画期的な日蓮本仏論を著した福重照平氏です。
この荒木氏と戸田先生の生涯を決定的に分けたのが、『創価学会の歴史と確信』で明かされた昭和26年2月初頭の「路上の悟達」だったと思います。
路上の悟達とは、俗な言い方をすれば、「これまでの法華講の寺信心ではダメだ!」ということに尽きると思います。

 後半では、教学問題を少し離れ、来る8月中旬に一審の判決が下る、「葉山啓一裁判」の帰趨と題して、お話ししたいと思います。
 この事件は、2013年当時、波田地さんが谷川、八尋ら現執行部の中枢と戦う上で、最大の支援者であった葉山氏が、波田地さんの創価学会除名が最終的に確定した2014年4月26日以降、手のひらを反すように豹変し、7年以上も経ってから突然、裁判費用等として振り込んだ600万円は貸した金であり、返せと言い出し、去年2月に提訴してきた事件です。

 この提訴に先立つ2021年暮れに、金原氏が主宰するzoom会議に葉山氏を招き、いまは“亡き”林信男氏を座長とする自活グループの中核メンバーらが集って、波田地さんを誹謗中傷する“糾弾大会”が開かれました。
 そこで、葉山氏は、「波田地氏に貸した金600万円を返してもらえない」と言い、金原氏が「あれはもらったものと波田地氏からは聞いているが」というと、「とんでもない!そんな金をあげるわけがない!借用書も入金履歴もある」と言っていたと言いました。
この“ハタチは借金600万円を踏み倒した男”との風評デマが、信男やコメスケことK口某や、M浦某らによって瞬く間に拡散し、大炎上したことは、ご記憶に新しいところかと思います。
 最近になっても、Youtube配信「人間対話」で天野氏や勇舞氏らが同じデマを拡散しているように、いまだに根強くくすぶっています。
 この風評デマ拡散の根を完全に絶つべく、この1年間、戦ってきましたが、その結論があと1カ月ほどで出ることになりました。
 何も知らなければ、騙される人も多いと思いますが、この1年間の原告・葉山氏と被告・波田地さんのやり取りを精査すれば、どちらが正しいかは一目瞭然です。

 最大の支援者であった葉山氏が転向し、債権回収者に豹変したことによって、被告である波田地さんのみならず、原告の自分自身も、さらには、周囲の関係者をも完全に貶める結果を招いています。すなわち、波田地さんは、お金もないのに600万円もの借金をしてまで訴訟を起こす無謀な男とされましたし、葉山氏自身は、夫が刑事告訴され精神的に追い込まれていた女性を激励するための善意の無償援助だったお金を、「返してもらう予定だった」と言い放つ冷酷無比な人間へと自分を貶めることに。
更に、周囲の関係者を巻き込み、虚偽の証言者へと仕立てる結果ともなっています。
葉山氏には、信仰者としての矜持、池田先生の弟子としての誇りはないのかと強い憤りを覚える次第です。
 今回、資料は参加が見込まれる方々に個別にお送りします。
正義が明らかになる日、デマ風評を拡散した者たちに鉄槌が下される日を楽しみにお待ちください。

毎回、充実した内容になっています。
是非とも新しいご友人、お知り合いの方々を伴って、ご参加くださいますよう、お願いいたします。


【関連動画】