開催日時:2024年3月2日(土)夜8時から zoomミーティングにて (※毎月第1土曜日 夜8時から)
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毎回、充実した内容になっています。
是非とも新しいご友人、お知り合いの方々を伴って、ご参加くださいますよう、お願いいたします。
※初参加の方は、「参加ルール」をご確認のうえ、「参加申し込みフォーム」からお申し込みください。
【講義内容の詳細】
前半講義:
「天地は国の明鏡!仏法者として、相次ぐ天変地異をどう捉え、向き合えばいいのか」
八重の相対論を裏付ける文証・理証・現証のうち、現証論に当たるものです。前回、天魔が富士宮から信濃町に領土を広げた2001年以降、2000年までの学会では考えられなかったような、愚かなまた残念な出来事が相次いで起こっている事実を、①~⑩のカテゴリーに分けて紹介しましたが、今回は、このうち能登半島地震を受けて、10番目の「相次ぐ天変地異」について、これまで論じてきた仏法の現証論や三災七難年表などを総ざらいして、あらためて、仏法者として、三災七難の現実とどう向き合えばいいのかを考えてみたいと思います。
後半講義:
「日蓮大聖人の成仏観——即身成仏と霊山往詣——について」
日蓮大聖人の成仏観に「即身成仏」と「霊山往詣(おうけい)」があることは、日蓮学者の間ではよく知られた事実です。
このテーマを予告するのは3回目となりますが、その予告で、仏法における3つの成仏観すなわち
①自力作善で理法を悟って成仏しようとする「悟り」の成仏観(天台止観行や禅宗など)
②他力本願で仏の本願にすがって往生(成仏)しようとする「救い」の成仏観(浄土宗や浄土真宗など)
➂仏と凡夫の入我我入・境智冥合・師弟不二によってまさに即身成仏しようとする「人間革命(仮称)」の成仏観(東密、台密、創価学会など)、
について述べておきましたが、これと同様のことが、花野充道さんの博士論文「天台本覚思想と日蓮教学」の中で詳しく論じられていることがわかりました。しかも、そこで論じられている「南無妙法蓮華経は理法か教法か」という問題こそが、『創価学会教学要綱』の「理法(法本尊)のみ」との邪見による「人法一箇」の否定、人本尊の徹底的な排除につながる狂いの元凶であることも判明しました。
今回は、花野さんの論文を手掛かりに、『創価学会教学要綱』の根本的な迷妄を破折しておきたいと思います。
更に、日蓮大聖人のもう一つの成仏観である「霊山往詣」について、池田先生のスピーチや研究者の論文などを紹介しながら、霊山往詣の基本を学び、聖教の訃報記事の見出しとなった「池田先生、霊山へ」の意味を考えたいと思います。
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